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「設楽町観光まちづくり基本計画」・「設楽町観光まちづくり基本計画アクションプラン」を策定しました!
「設楽町総合戦略」の基本目標のひとつ『設楽町に訪れた方の満足を実現』するため、平成28~29年度にかけて「観光まちづくり基本計画」を、平成29年度に「観光まちづくり基本計画アクションプラン」を策定しました。
観光まちづくり基本計画
策定目的
これまで総合計画等で示された観光施策の方向性を基に、当町の観光振興の理念(コンセプト、基本方針等)を示しました。
計画で示したコンセプト、基本方針等
めざす姿
- 観光を手段として使うことによって、設楽町の魅力を守り、楽しく豊かな生活を育んでいく「観光まちづくり」の考え方を中心に据える。
- 観光がもたらす多様な姿を活用することで、経済(産業)、地域コミュニティ(人々とのつながり)、環境(自然と生活)のバランスが取れた「持続可能なコミュニティづくり」を行う。
- 山里で育まれてきた設楽町独自のライフスタイルを大切にした「志高い観光」、「質の高い観光」を実践していく。
基本方針
- 多様な体験・交流機会を創出する。
- 民間主導の観光振興を行う。
- 経済効果をきちんと発生させる観光を実践する。
- ブランド力(知名度+信頼度)がある不可価値の高い観光をめざす。
観光まちづくり基本計画アクションプラン
策定目的
基本計画で示された理念を基に、具体的な実行計画を示しました。
アクションプランの概要
アクションの実践-観光まちづくりに繋がる3つのアクションを興す-
1.アクション1『住民が興す』
- プラン(1)「シタラブランド誕生大作戦」
- プラン(2)「設楽町の魅力、暮らしを伝えたい!」
- プラン(3)「きもちの良い森づくり」
- プラン(4)「Let’s 民泊」
- プラン(5)「設楽で遊ぶ人 この指と~まれ☆」
- プラン(6)「クリエイティブキャンプ」
- プラン(7)「田口線50年を記念するプロジェクト」
2.アクション2『地域が興す』
「地域観光~地域まるごとで誘(いざな)う~」
地域の祭礼やイベント、自然スポット、さらに趣味や風習を活かした体験プログラムなど、各地域各施設オリジナルの「見て、食べて、楽しむ」観光を繋ぐ、創る。
主なアクション
- 愛知県大型観光キャンペーンへの参加(~平成31年度)
- 地域別観光アクションプランの策定
- 季節毎のイベント等を案内するポスターやチラシの製作
- 町観光協会ホームページのリニューアル など
3.アクション3『まちが興す』
「きららの森づくり~ひとと自然で誘(いざな)う」
“きららの森ビジターセンター(仮称)”を中心に設楽町の自然の魅力を伝えるガイドを育て、活かし、自然とひとの魅力が一体化した新しい観光を実現する。
「道の駅清嶺(仮称)&歴史民俗資料館(仮称)~ひととくらしで誘(いざな)う~」
ひと、モノ、くらしの魅力を発信する場、観光アクションプランやビジネスを試みる場として、二つの異なる施設が融合することによる新しい観光を創出する。
「設楽ダム~インパクトで誘(いざな)う~」
インパクトを与える建造物(ロケーション)として、ダム湖面を中心に積極的に利活用し、民間事業者と連携した新しい観光に挑戦する。
観光まちづくりを実現するプラットフォームの構築-観光まちづくりを支える組織をつくる-
「新しい組織がめざす役割」
設楽町の観光のマネジメント、マーケティング、ブランディング
- 体験プログラム等着地型観光商品や特産品のプランニング
- 町内外への情報発信(プロモーション)
- 奥三河ふるさとガイドなど観光を担う人材の発掘育成
- 民間事業者と連携した設楽ダム観光事業の企画運営
- 新しい観光事業の発掘(アクションプランの支援)
- 地域への経済効果 等
今後の展開
- 平成30年度 観光協会の統合 観光まちづくり組織の検討
- 平成31年度 観光まちづくり組織の発足
*住民アクションプラン及び地域アクションプランは平成30年度以降随時展開します。