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ふるさと納税寄附金の使い道
設楽町では、いただいた寄附金を、一旦設楽町ふるさと寄附金基金へ積立て、翌年度に寄附していただいた方のご意向を踏まえ、次の事業に使わせていただきます。
1. 環境共生に関する事業
明るい森、豊富できれいな水に恵まれた自然環境と共生する循環型社会の形成を目指します。具体的には、間伐の積極的な推進、木質バイオマスの活用、さらにポイ捨てや不法投棄などゴミを捨てづらい環境を創ります。
2. 産業振興に関する事業
地域産業を取り巻く環境は、時代の変化と少子高齢化や人口減少により非常に厳しいものがあります。そこで地域産業の活力を引き出し、観光施策と連携しながら町全体の魅力と活力の増加を目指しています。具体的には、国が建設を進めている設楽ダムの周辺整備や湖面を活用した観光整備を推進するとともに、地域産業の後継者育成に取り組んでいきます。
3. 居住環境に関する事業
定住者の増加や今住んでいる人が将来にわたって暮らし続けることができるよう、暮らしやすい環境を提供します。子どもから高齢者まで住みよい環境を提供できるよう住生活環境や交通環境を整備します。具体的には、当たり前にテレビを見ることができたり、インターネットにつながる環境を維持したり、高齢者の足としてのバス路線の維持に努めたりします。
4. 安心福祉に関する事業
子どもから高齢者、障害者さらにこの人たちを支える家族のみなさんが住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、公的サービスを充実させ、地域住民がお互いに支え合う地域づくりを進めます。具体的には、出産・子育て環境を充実させ、働きながらも子育てできる環境を整備します。地域でのロコモ活動を支援しつつ、介護予防に取り組む年齢を引き下げていきます。
5. 教育文化に関する事業
住民すべてが「学び」によって豊かな人間性を育み、まちの未来を担う人材として活躍することができるよう「学び」環境の構築や機会づくりを行います。具体的には、生涯学習・スポーツ講座の内容を充実したり、都市部との教育格差を縮めるためICTの活用を図っていきます。また、地域特性を活用した特色ある学校教育を進めます。
6. 住民参画に関する事業
当町は人口減少のトップランナーです。地域を維持することすら危うい地域を多数抱えています。こうしたことから地域における住民・事業者同士が目の前の課題に対して主体的に取り組み、解決していく姿勢が必要不可欠となりますので、これらに対する支援を積極的に進めていきます。具体的には、町を4地域に分けた小規模多機能自治組織を設置していきます。
7. 自治体にお任せ
今年度、町が重点的に取り組む事業等に活用させていただきます。