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町長の部屋(令和7年11月1日更新)
11月に入り、本年も残すところ2カ月余りとなり、すぐに師走の声を聞く、そんな季節となりました。
住民の皆さんにおかれましては、年々、短くなる様な感じがしますが、『秋』を感じ、楽しんで頂いていることと思います。
さて、この度の町長選挙におきまして、町民の皆さんから大きなお力添えとご支援を頂き、私自身、二期目の町政を担わせて頂くこととなりました。このことは、身に余る光栄でありますと共に、責任の重大さを痛感し、身の引き締まる思いであります。
私はこれまで「次の世代にしっかりと繋いでいく事が出来る様に、今を一生懸命に生きることが、現代を生きる者の役割」という信念で進めて来ました。それは、まちづくりにおいても同じであると思っていますので、これからも、この信念に基づき進めて参ります。
その中で、私のテーマは『備える』です。「危機管理」という表現もしますが、災害時の対応は勿論ですが、危機管理はそれだけではありません。少子高齢化、急激な人口の減少など、様々な課題が山積する設楽町ですが、「どの様な状況になったら、どう対応していくのか」ということを、しっかりと数値やデータを持った上で、考え、備えておく事をテーマに進めて参ります。
私は、この4年間、この町に今、一番必要なことは、「住民の皆さんとの対話」だという思いを持って取り組んで来ました。住民の皆さんに、町の現状を正しく理解をして頂いた上で、ダム事業が終わった後、10年後の町の姿、そして、住民の皆さんご自身の10年後を、どの様に捉え考えてみえるのか、膝を付き合わせた対話の中で、一緒に考えたいとの思いで進めて来ました。多くの皆さんにご参加を頂き、様々なお話を聞かせて頂き、私自身、大変、貴重な機会を頂いたと思っていますので、今後も、これを基本に進めて参ります。
また、この4年間、町の将来を見据え、色々な種を蒔いて来ました。この種に芽を出させ、花を咲かせ、実を付けさせる、そんな4年間にしたいと思っていますので、このテーマについても、住民の皆さんと一緒に検討をして参ります。
最後になりますが、私は、「気軽にお越しを頂ける町長室」にしたいと思っていますので、住人の皆さんには、気軽にお越しを頂き、色々な話をお聞かせ頂きたいと思っています。
どうぞ、この4年間、宜しくお願い致します。
令和7年11月1日
設楽町長 土屋 浩










