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町長の部屋(令和7年4月1日更新)
令和7年度を迎え、今日から新しい体制の下、スタートをしました。
町民の皆さんにおかれましては、日頃、町政全般にわたり、ご理解とご協力していただき、心より感謝を申し上げます。
ここで、年度当初にあたり、令和7年度における方針、考え方を少し書きたいと思います。
一つ目は、「行財政のスリム化」についてです。
昨年度も、各区において住民懇談会を開催し、多くのご意見をいただきました。今年度も開催の方向で調整していますが、この懇談の中で将来の財政の推移の話をしました。
時代の進化、社会のニーズが変わって行く中にあって、この町に必要なことをしっかりと見定めていかなければなりません。
二つ目は、「危機管理」についてです。
前年度も、全国各地で地震災害や豪雨災害などのニュースが、毎日のように報道されました。幸いなことに、設楽町では大きな災害の無い一年でした。
危機管理という言葉を聞くと、災害時の対応をイメージすると思います。
勿論、災害時の行動や対応を考えておくことは重要なことです。しかし、危機管理は災害時だけではありません。将来の様々な課題に対して、「どうなったら、どうして行くのか」という事を、現状をしっかりと把握し、数値などデータを持った上で、備えておくという事は、これからのまちづくりにおいて重要な事と思っています。
三つ目は、「まちづくりの方針」についてです。
現在、設楽町では設楽ダム事業が本格化をして、町内各所で事業が進められています。
そのような中、ダム完成後の町の姿や将来を見据え、「アウトドアのまち したら」を掲げて、まちづくりに取り組んでいます。
様々な機会を通じ、多くの住民の皆さんがまちづくりに参加される中で、どんな将来像を描き、そのために今、何をしていくのか、という視点で、たくさんの意見をいただいています。これからも、一人でも多くの、参加した皆さんの色々な意見を聞きたいと思っています。
今年度も設楽町では「皆んなが主役の全員協働のまちづくり」という目標を掲げています。
まちづくりの原点は、ここに暮らされる住民の皆さんです。
住民の皆さんにとっての、現在と将来の安心と安全、豊かさの追求、また、生活していく上で欠くことのできない人々の間の信頼感、安心感など、それぞれの住民の皆さんに幸せを実感することができるよう、しっかりと意識を持って職員一同取り組んで参ります。
また、私は「気軽にお立ち寄りいただける町長室」としたいと思っています。
是非、お気軽にお立ち寄りいただき、色々なお話をお聞かせください。
今年度も、よろしくお願いいたします
令和7年4月1日
設楽町長 土屋 浩