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町長の部屋(令和6年3月8日更新)

ページID:0001410 更新日:2023年12月12日更新 印刷ページ表示

この冬は暖冬ということで、季節外れのような暖かい日になったかと思えば、令和5年度も残りわずかとなった今、大変寒い日々が続いています。そのような中、例年より少し早いと思いますが、梅の花が咲き始め、春の日の訪れが待ち遠しい、そんな季節になりました。

今年は元日に能登半島地震が発生し、多くの尊い命が失われ、多くの被害が出ました。お亡くなりになられた皆様には、心よりお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた皆様には心よりお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧と、安心して暮らせるよう祈っています。

私は、町づくりの大きなテーマとして「備えておく」を掲げています。能登半島地震のような大規模な災害に、いかに備えておくかは勿論ですが、人口が減っていくことで起こる様々な課題に「どうなったら、どうするのか」について、しっかりデータと数値を持って備えておくことを、改めて考えさせられる年明けとなりました。

設楽町では、長い歴史を築いてきた田峯小学校と津具中学校が、今年度をもって閉校となります。町民の皆様には、色々な想いがあることと思いますが、これまで両校を支えていただいた地域の皆様には、心より敬意を表しますとともに感謝申し上げます。

私は、座右の銘や好きな言葉を聞かれた時は、『耐雪梅花麗(ゆきにたえてばいかうるわし)』と書きます。西郷隆盛の五言律詩の一節ですが、「厳しい冬の雪に耐えてこそ、可憐に匂い立つ梅の花は美しく咲く」と読みます。これは「厳しい逆境に耐えていれば、いつか道は開ける」という意味です。

課題はたくさんありますが、しっかりと次の世代に繋いで行くため、住民の皆様の声を聞き、皆様と一緒に綺麗な花を咲かせられるよう、取り組んで行きたいと思っています。

 

 

令和6年3月8日

 

設楽町長 土屋 浩