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町長の部屋(令和5年4月3日更新)
今日から新しい体制のもと、令和5年度がスタートしました。
コロナも新しいステージとなりつつあり、5月からは感染症の位置づけも2類(感染した時の重症化など危険性が高い感染症)から5類(感染力や重症化など総合的に危険性が低い感染症)に引き下げられることとなりました。ウィズコロナの考え方のもと、新たなライフスタイルを取り入れた社会が構築されて行くことでしょう。
このような時代の中にありますが、住民の皆さんにおかれましては、新しい生活様式の日々を楽しみにお過ごしいただきたいと思います。
さて、令和5年度における方針と考え方を少し記します。
一つ目は、「行財政のスリム化」についてです。昨年度、各区で住民懇談会を開催し、多くのご意見をいただきました。今年度も開催の方向で調整していますが、この懇談の中で将来の財政の推移の話をさせていただきました。
時代の進化、社会のニーズが変わって行く中にあって、この町に必要なことをしっかりと見定めていかなければなりません。
二つ目に、「危機管理」についてです。「危機管理」という言葉を聞くと、災害時の対応をイメージすると思います。もちろん、災害時の行動や対応を考えておくことは大切です。
しかし、「危機管理」は災害時だけではありません。未来のさまざまな問題に対して、「この状況になったら、どう行動するのか」というビジョンを見通すことが重要です。そのために、数値などのデータをもとに、現状をしっかりと把握した上で備えておくことが、これからのまちづくりにおいて欠かせないことだと思っています。
今年度も設楽町では「皆んなが主役の全員協働のまちづくり」という目標を掲げています。
まちづくりの原点は、設楽町に暮らしている住民の皆さんです。
住民の皆さんの、現在と将来の安心と安全、豊かさの追求、また、生活していく上で欠くことのできない人々の間の信頼感・安心感など、皆さんに幸せを実感してできるよう、しっかりと意識を持って、職員一同取り組んで参ります。
また、私は「気軽にお立ち寄りいただける町長室」としたいと思っています。ぜひ、お気軽にお立ち寄りいただき、色々なお話をお聞かせください。
今年度も、よろしくお願いいたします。
令和5年4月3日
設楽町長 土屋 浩