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ダニ媒介感染症の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に注意しましょう!
愛知県では今年に入り、7月23日までに重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の患者が7名発生しています。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは
主にSFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。潜伏期間は、6日~2週間程度です。
主な症状は発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)であり、ときに、頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴います。
血液所見では、血小板減少、白血球減少、血清酵素の上昇が認められます。致死率は10~30%程度です。
予防について
(1)マダニに咬まれないために
・草むらや藪などに入る場合は、肌の露出を少なくしましょう(長袖・長ズボンを着用する、足を完全に覆う靴を履く)
・虫除け剤(成分にDEET(ディート)やイカリジンを含むもの)を適切に使用しましょう。
・屋外活動後は入浴し、ダニに咬まれていないか確認しましょう。
(2)マダニに咬まれた場合
・マダニに咬まれているのを見つけたときは、無理に引き抜こうとせず、皮膚科などの医療機関で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらいましょう。
・マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、ずぐに医療機関を受診しましょう。
詳しくはこちらをご覧ください愛知県記者発表 [PDFファイル/169KB]
厚生労働省ホームページSFTSについてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000169522.html<外部リンク>
厚生労働省ホームページダニ媒介感染症についてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html<外部リンク>
お問い合わせ:したら保健福祉センター
所在地:441-2301
設楽町田口字向木屋4番地
電話:0536-62-0901 ファックス:0536-62-0902